プレスリリース

大阪スーパーシティ及び大阪・関西万博での飛行実現に向け、昨年に続き官民学連携で「空飛ぶクルマ」の大阪ベイエリア航路実現性の調査を開始

戦略/DXコンサルティングファームであるグロービング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役/代表パートナー 輪島総介 ・代表取締役社長 田中耕平、以下「GLB」)は、昨年に引き続き、2025年の大阪・関西万博開催を見据えた日本初の「空飛ぶクルマ」の社会実装に向けて、大阪公立大学、株式会社大林組、関西電力株式会社、近鉄グループホールディングス株式会社、グロービング株式会社(代表企業)、大日本印刷株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、日本工営株式会社、三菱電機株式会社 を実施主体とし、大阪府、大阪市の協力のもと、大阪ベイエリアにおける離着陸ポートや飛行経路の実現性を検証する事をお知らせ致します。なお、本事業は昨年に引き続き内閣府の「先端的サービスの開発・構築や先端的サービス実装のためのデータ連携等に関する調査事業 」 に採択されています。(※2)

■本事業開始の背景

政府は、「産業の国際競争力強化」と「国際的な経済活動の拠点形成」を目的に、「国家戦略特別区域(以下「国家戦略特区」)」を指定し、規制改革を推進しています。(※3)本取り組みの一つとして、2030年頃に実現される未来社会を先行実現するエリア「スーパーシティ型国家戦略特区」が位置付けられ、2022年4月に大阪市域が区域指定されました。(※4)大阪府・大阪市が作成する大阪スーパーシティ全体計画では、「ストレスフリーな最適移動社会」をモビリティ分野のビジョンに掲げ、2025年の大阪・関西万博後の展開として、日常での「空飛ぶクルマ」の普及を目指しています。

GLBは、空⾶ぶクルマ(機体メーカー、HW/SWサプライヤー、オペレーター、ライドシェアリングなど)及びそのインフラ(ポート・充電ステーション・電力など)やシステム(ATM・UTM・EMS・FMSなど)に加え、産業⽤ドローン、EV、各種モビリティサービスなどのモビリティ全般の知⾒やご支援実績を有し、国内外の市場・競合調査、戦略・ロードマップ策定、プロダクト・サービス開発、ステークホルダー交渉、営業活動、資⾦調達など包括的かつ実践的なご支援を通じて、クライアント様を”勝たせる”コンサルティングを提供しています。
本事業では、昨年度に引き続き代表企業および全体統括として、官⺠学連携で離発着ポートの設置や⾶⾏経路の実現性を検証し、「空⾶ぶクルマ」の社会実装の実現に向けて事業を推進して参ります。

■調査事業概要

1.事業名称
空飛ぶクルマの大阪ベイエリア航路実現性の調査

2.実証場所
  ⼤阪府⼤阪市(大阪ベイエリア及び他の有望なポート候補地)

3.事業内容
①大阪・関西万博時の2地点間運航実現に向け、大阪ベイエリアの離着陸ポート候補地について、必要となるインフラや飛行航路の検証を行う。
②大阪・関西万博後の商用運航の拡大を見据え、その他の有望な離着陸ポート候補地の検討と、ポートの設置に当たっての制度上の課題等について検証を行う。

4.関連する規制改革事項
①「空飛ぶクルマ」の離着陸ポートの設置に向けた制度整備
(航空法第79条、同法施行規則第2条、場外離着陸許可の事務処理基準等)
②「空飛ぶクルマ」の機体や運航の安全基準に関する制度整備
(航空法第11条、第63条、同法施行規則第153条等)

5.社会実装に向けたスケジュール
2022年度    
・ベイエリアにおける離着陸ポート候補地と航路実現性の概要検証・評価

2023年度
・万博時の2地点間運航に向けたベイエリアの離着陸ポートに必要なインフラや飛行航路等の検討
・その他の有望なポート候補地の検討と、ポートの設置に当たっての制度上の課題等について検証 等

2024年度
・離着陸ポートの設置、運航支援体制・拠点、データ基盤等の検討・整備
・資金調達スキームの検討・構築
・デモフライト 等

2025年度
・大阪・関西万博における空飛ぶクルマの飛行実現

2026年度~
・「空飛ぶクルマ」の商用運航の拡大

■共同実施体制

 本事業は下記の通り、官民学で役割分担をし、実施いたします。 

グロービング株式会社

全体統括・調査実行(ポート・航路関連)

株式会社SkyDrive

調査実行(機体・運航関連)

大阪公立大学

調査実行(ポート・航路関連)

近鉄グループホールディングス株式会社

調査実行(ポート関連)

東京海上日動火災保険株式会社

調査実行(リスクアセスメント関連)

日本工営株式会社

調査実行(ポート関連)

三菱電機株式会社

アドバイザリ・調査支援(気象調査関連)

株式会社大林組

アドバイザリ・調査支援(ポート建設関連)

関西電力株式会社

アドバイザリ・調査支援(充電インフラ関連)

大日本印刷株式会社

アドバイザリ・調査支援(ポート展示・PR 関連)

大阪府

協力

大阪市

協力

※1

空飛ぶクルマとは:電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれています。

引用元:国土交通省(令和5年3月付)https://www.mlit.go.jp/common/001598463.pdf

※2

先端的サービスの開発・構築や先端的サービス実装のためのデータ連携等に関する調査事業について

引用元:内閣府https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/supercity/supercity_230529_koubo.html

引用元:内閣府https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/supercity/supercity_230707_cutting_edge.html

※3

国家戦略特別区域(国家戦略特区)について
引用元:内閣府 https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/index.html

※4

スーパーシティ型国家戦略特別区域について
引用元:内閣府 https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/supercity/openlabo/supercitycontents.html

≪グロービング株式会社 概要≫

設立

2021年3月

代表者

代表取締役 代表パートナー  輪島総介

代表取締役 社長       田中耕平

URL

https://globe-ing.com/

所在地

【外苑前本社オフィス】
東京都港区南青山3丁目1-34 3rd MINAMI AOYAMA 11F

【外苑前Southオフィス】
東京都港区南青山2丁目24-11 フォーラムビルディング 10F

事業内容

・戦略/DXコンサルティング
・エグゼクティブアドバイザリサービス
・クラウドプロダクト

本件に関するお問い合わせ
≪グロービング株式会社≫ 
広報担当 鈴木:080-3565-6998
Email: info@globe-ing.com

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