戦略コンサルティング – 戦略実現のための変革(Transformation Strategy)
PM-X
システム導入プロジェクトにおける悩み
いざシステムを導入するとなった際によく耳にする悩みは、業界問わず共通の課題となっております。
日本企業の抱える根本的な要因(なぜシステム導入のトラブルが頻発するのか)
日本企業でシステムトラブルが頻発する原因は、自社のIT専門家が不足しているため、と考えています。多くの企業で情報システム部門は存在していますが、実際は外部に依存しており、ITの経験・知見が蓄積していかない環境となっています。
また、専任のCIO/CDOなど、実績に裏打ちされたIT戦略をリード出来る人材は希少であり、先人から学ぶ機会が少なく、IT人材の育成が進まない要因の一つとなっております。
IT人材の育成が進まない要因構造
システム導入において失敗しがちなPMO
社内の大規模システム刷新は10年~20年に一度しかなく、経験を積める機会が少ないため、プロジェクトリーダーが育っていないのが実態です。それ故、配下のメンバに対し勘所を抑えた指示や状況の解析が行えておらず、オーナーへの報告内容に正確性が欠けた結果、正しい判断が行えていないケースが多発しています。
GLBの考えるあるべきPMO
経験を積んだプロジェクトリーダーが勘所を抑えた指示を実施し、各々のメンバの動きにも好影響を及ぼし、PMOとしての対処が必要な本質的な課題・リスクの抽出とアクションプランの策定が自発的に実施される状態を目指すべきと考えています。
あるべきプロジェクト管理実現に向けた目指す姿
社内のIT人材を強化し、標準化されたプロジェクト管理手法に則り内部のプロジェクトマネージャーが中心となって活動を推進することで、外部依存からの脱却を図り、内製化の実現とともに内部へノウハウを蓄積することをサイクルとして回す仕掛けを構築することが重要と考えております。
PM-X コンセプトとサービス範囲
PM-Xではプロジェクトのフェーズに応じ、4つの支援サービスを用意し、ご支援を実施いたします。
❶ PJT管理における一連の管理テンプレートを活用し、プロジェクト用にカスタマイズ且つ、PMO運用プロセスを早期に作成し、PMO機能を高速で立ち上げ
❷ 定型作業は内製化体制の確立に向け、マニュアルなど作成しつつ、徐々に移管。非定型は判断業務を自身で出来るよう教育も含め伴走支援。単純作業はツールにより自動化
❸ CIO/CDO支援として第三者視点でのPJT評価や、DX戦略策定、新規テーマ創出検討等、次を見据えた戦略企画に関する支援の実施
❹ 単純な座学だけでなく、フェーズ別に抑えるべき要諦など、実際のプロジェクトを通してコンサルが伴走し、将来PMを担える人材の育成を実施
PM-Xを通して追及する2大価値
グロービングではプロジェクト管理における追及価値を「経営戦略の実現」と「IT人材育成の場」として再定義します。
グロービング 差別化要素とポジショニング
外部視点を持った“内部者”でもあるGlobe-ingには大規模システム導入の経験を豊富に持った人材も多く、業務に精通しているだけでなく、客観性を持ったプロジェクト推進力と内製化サポートの実施、同時にマネジメント視点での提言もセットでクライアントに伴走することで、クライアントサイドの自立を促すポジションを取る唯一のコンサルファームです。
差別化要素
大規模システム刷新の経験豊富な人材
数々の大規模システム刷新をリードしてきたメンバーが、地に足ついた経験を通じたあるべきPJT運営の推進・管理への寄与(炎上PJTですらも管理可能)
テンプレート活用によるPMOの高速立上
PJT管理における一連の管理テンプレートを有しており、それらを活用したPMO運用の高速立上を実現
中立的な立場を維持し冷静な状況の見極め
外部ベンダにとって最大のボリュームゾーンである設計/開発工程を敢えて行わないことで、PJT管理上の中立的な立場を維持し状況を冷静に見極め
AIツールを最大活用した管理業務の効率化
生成AIを始めとしたAI活用を通して、進捗管理業務の自動化など管理業務の効率化に寄与
PMO領域におけるグロービングのポジショニング
ケーススタディ
Case Study
グローバルへのDX展開
世界Topサプライヤとなるため、DX活動を全社的に展開。数十のテーマを同時に実行する中、各テーマで異なるベンダーが支援するため、マネジメントの同じ尺度で実施し、効果を創出していくためのPMOを実施
Case Study
全製造所基幹システムの刷新
各製造所において老朽化していたシステムを、各製造所の業務標準化も念頭に置きつつ、システムの刷新を実施。各製造所を順次実施していく中で、中央でどのような順序、ベンダーを用い実施していくかの計画を策定し、各々の状況を把握するスキームを確立
Case Study
事業DXの推進➡自走化へ
事業内で同時進行で実施するDX活動に対し、各テーマを束ねる形で管理するPMOの垂直立ち上げを実施し、各活動の状況可視化。プロジェクト運営を安定的に運営できるタイミングで顧客側に運営を引き渡し、DXの活動を計画通り順次展開可能な体制を実現
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