前職のアパレル会社では、路面店舗の店長代理を任されていました。P/LおよびKPI管理のほか、在庫管理や売り場管理、販売員マネジメントなど、店舗運営全般を担う仕事です。
転職を考えたきっかけは、仕事をするなかで私の「ビジネスへの解像度の低さ」を課題に感じたことです。本部から注力商品や改善すべきKPIといった指示が届くのですが、当時の私は背景にある戦略やビジネスモデル、自店舗の位置づけも分からないまま動いていました。
たとえば注力商品があれば、店舗は目立つ棚にその商品を置くなどの販促施策を打ちます。しかし、それで売り上げが伸びたとしても、それは現場の努力が奏功したのか、マーケティングが当たったのか、気候要因が大きかったのかは、現場では分かりません。
「なぜその施策を行うのか」を腹落ちして考えられない状況にもどかしさを感じ、「経営陣がどのような情報やデータに触れて意思決定を行っているのか」を知りたくなった――それが、私の転職理由でした。
企業の意思決定や成長戦略に携わり、より上流の視点を身に付けること。多様なビジネスモデルや市場構造について理解を深めること。この「経営視点」と「幅広さ」の2点を意識するなかで、「コンサルタント」という仕事を目指すようになりました。




