CASE STUDY

CASE STUDY:TLS-06

海外事業の事業売却に向けた戦略ストーリーと事業計画の策定支援

  • TLS / Corporate Finance & Strategy
  • ケミカル
  • ポートフォリオ再編(事業売却)

クライアント:大手化学企業

クライアントは企業価値向上に向けて大胆なポートフォリオ変革を推進中。その中でも重要な海外事業のカーブアウトを成功させるため、現地マネジメントとの膝詰め議論を通じてご支援したプロジェクト。

課題

クライアントである大手化学企業は、多岐にわたる事業のポートフォリオ経営を舵取りされる中で、成長領域に対する攻めの投資とノンコア領域の果断なカーブアウトを両輪で推進されていた。
その中で、海外に主要拠点を持つ某事業は今後の全社戦略の方向性に照らしてカーブアウトの必要があったが、日本からのガバナンスの物理的な難しさ、現地経営陣のオーナーシップ意識醸成の難しさ、必ずしもバラ色とは言えない事業環境を魅力的に見せる難しさといった要因が重なり合い、事業売却の推進が困難な状況があった。

アプローチ

グロービングは、本件成功の要諦を①市場・事業環境の魅力的な見せ方の工夫を前提として、②現地経営陣が自らの言葉で戦略・施策・事業計画を語れるよう議論し、引き出し、自分事化してもらうことと定義のうえ、以下のアプローチを通じて支援を行った。

  • マクロ環境の構造変化を起点とした業界トレンド分析から事業立地に応じたミクロな競争環境分析にわたる、徹底的な市場性・事業性評価
  • グローバルPEファンドに対する多数の支援経験を活かした、構造的・論理的かつ施策と紐づき実現性のある事業計画の議論・再策定
  • 経営陣との現地における数週間の徹底的な膝詰め議論を通じた、事業戦略・施策に対する解像度/納得感の向上・想いの言語化・ディール全体に対するコミットメントの醸成

成果(提供価値)

上記支援を通じて、カーブアウトディールを無事成功。

  • 環境分析を通じて経営陣の認識を改めてアライン・共通認識化
  • 戦略意図が見えない濃淡のない事業計画から、注力を明確化しメッセージのある事業計画へ大きく刷新
  • PJ開始当初は戦略と事業計画が曖昧/繋げて話せない状態だった経営陣も、完全に自分事として戦略と計画数値を熱弁出来るまでに変化
  • 最終的には、現地経営陣による力強いプレゼンテーションを通じて、ファイナンシャルインベスターに対する事業売却に成功。現在も多くの経営陣が会社に残り、新たなスポンサーのもとで事業を推進されている

※ 掲載している事例は、守秘義務に基づきクライアント名・固有名詞を伏せ、案件を特定し得る情報を一部抽象化したものです。成果は当時のものであり、同様の成果を保証するものではありません。

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